NTTドコモは、1998年12月1日より、NTT中央パーソナル通信網株式会社からPHS事業を引き継ぎ、ドコモのPHSとしてサービスを引き継ぎ提供することになりました。
PHSサービスは、「小さい」「軽い」「長時間使用が可能」であることや、デジタル方式によるクリアな通話品質や低廉な利用料金などの特長を持ち1995年7月1日にサービスが開始されました。PHS端末の低廉化と「自分の電話が欲しい」という若年層に受け入れられ、「ピッチ」という愛称で呼ばれていました。
その後、携帯電話とPHSを1台でお互いに利点を活かし、弱点をカバーしあう複合端末「ドッチーモ」や、腕時計型の「WRISTOMO」等の端末機が発売されました。
しかし、「携帯電話サービス」の低料金化や多機能化等に伴い、1997年のピークを境にPHS契約者の減少傾向が続き、2008年1月7日をもって「ピッチ」と親しまれたPHSサービスは終了しました。 |